変速機能を正しく使おう!
皆さんは使ってはいけないギアがある事を知っていますか?
また、変速機能を正しく使えていますか?
自転車の事を正しく知って正しく使うことは、愛車の長持ちに繋がったり、サイクリングがより楽になったり良い事づくしだゼーーーット!!
自信のない方はもちろん、自信がある方も、再確認の為にぜひ見ていってください!
その1 使ってはいけないギア
✖チェーンリングで1番軽い外側(アウター)のギア(ローギア)にいれる
✖チェーンリングで1番重い内側(インナー)のギア(トップギア)にいれる
前者をアウターロー、後者をインナートップと呼び、どちらもチェーンが斜めにかかっているため、駆動効率が落ち気持ち良く走る事が出来ません。
またギアの消耗が早くなり通常より何倍も早く交換時期が来てしまうため、やるメリットは一つもありません。
「チェーンがフロントディレイラーに当たりカチャカチャ音がする」ということでメンテナンスに持って来られる方もいます。
初期伸びが出て異音がしている事がありますが、もう一つの理由として、知らない間にアウターロー・インナートップになっていることで異音が発生していることもあります。
パーツを製造しているshimanoもその位置にギアが入らない前提で作っているため異音が出てしまいますので、故障だとは思わずにギアを確認してみて下さい。
最初のうちは判断が難しいためお店に聞きぜひに来て下さい!
その2 変速機能について
昔ママチャリに乗っていた時、速く走りたい時は重いギア、その後疲れてきたら軽いギアにしてこぐ、ということをしていませんでしたか?
<ケイデンスとは回転数>
この考えを一回リセットして、ペダルの回転数に注目して変速をしてみましょう。
回転数とはケイデンスという言葉で表す事が多いです。
『ランニングやマラソンで走る時、いきなりダッシュをして走ったり疲れたら速度を緩める』
このような走り方で長距離を走ったりはしないですよね?
長距離を走りきれるように出来るだけ一定のペースで走ると思います。
<一定のケイデンスでこぐ>
サイクリングでも同じです!
『一定の速度で走る』
これを一定のケイデンスでこぐ、ということに置き換えます。
自分がずっとこぎ続けられそうなケイデンスにします。
すると急激に変化する筋肉への負担や、心肺機能への負荷も少なくなるため、長距離を疲れにくくこぐことができます。
ここでようやく、変速機能の正しい使い方!
ですが、長距離を走ると平坦だけではなく、山があり陸橋があり坂があるということです。
平坦だと思っている場所でも少しずつ登っていたりもします。
こういった場所が出現すると先程言った、一定の回転数が保てなくなります。そこで変速機能を正しく使うのです!
登坂でもケイデンスが維持できるようギアを軽くします。
逆に登り切ったあとの下り坂にさしかかったらそのままこぐのをやめて楽をするのではなく、実際はギアを重くします。
そして、ケイデンスを保つよう少しでもこいであげる方が道のり全体でみると楽に走れるようになります!
つまり変速機とは名ばかりで、実際はケイデンス維持機なのです。
その便利な変速機の機能は、スポーツバイク初心者の方だと、ママチャリで何となくしか理解していなかったりすると思います。
今一度使い方の認識を改めると、より長距離のサイクリングが楽になるかもしれません。
ぜひ試してみてください!
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