
cycleZ
組んでみて初めて分かることがあるバイクだゼーーット!!
新型 ORBEA ORCA AERO(オルカエアロ) の実車を、cycleZで1台組み上げました。
先にお断りしておくと、この車体はお客様のご注文車です。展示車でも試乗車でもないので、店頭で常時ご覧いただけるものではありません。ただ、組んで、少しだけ走らせてもらって分かったことがあるので、そこを書きます。
正直に言うと、このバイクは今、簡単に触れるものではありません。2026年8月10日時点で、ORBEA公式サイトの表示は在庫切れ、納期の目安は2026年11〜12月。フレームセットは7月中旬の時点で「年明け」の納期が案内されていました。オルベアジャパンも「初回入荷分は日本国内でも数量限定」と案内しています。
要は『エアロロードなのに、太いタイヤを低い空気圧で使えるようになった』のが一番の変化です。速さより先に、快適さのほうで驚きました。
中国地方では、まだ実車に触れた店が少ない
オルベアジャパンが2026年7月7日に公開した新型ORCA AEROの実車展示店リストは、全国で6店舗でした。前橋・東京2店・名古屋・大阪・兵庫(尼崎)。西の端が兵庫で、中国地方は含まれていません。

そのリストに載っていない店が扱っている可能性はあるので、「岡山で唯一」と言い切るつもりはありません。ただ、調べた範囲では、中国地方で新型の実車に触れた記録は見つけられませんでした。
組み上げたのはアルテグラDi2の完成車
ORCA AERO M20i LTD、税込113万3000円のモデルです。

ホイール:OQUO Road Performance RP50LTD(カーボンディープリム・内幅25mm・前後1421g)
タイヤ:Vittoria CORSA N.EXT 700×29C
ハンドル:一体型コックピット OC SH-RA10
サドル:fizik Vento Antares R1
知っておくと得をすることがあります。新型ORCA AEROは、105 Di2の一番手頃なグレードまで含めて、フレームが全部同じ最上位のOMXカーボンです。グレードで変わるのはコンポーネントとホイールだけ。「下のグレードはフレームも一段落ちる」が、このバイクには当てはまりません。
短い距離ですが、乗ってみました
お客様の了承をいただいて、少しだけ走らせてもらいました。カタログの数字より、こちらのほうが役に立つと思うので書いておきます。
まず、前作より空気抵抗が少ないのは体感ではっきり分かりました。同じ力で踏んだときの、伸びが違う。
意外だったのは快適さのほうです。29Cのタイヤを4barまで落として走ると、路面からの突き上げがほとんど来ない。「エアロロードは硬くて疲れる」という印象をお持ちの方ほど、これは驚くと思います。
これができるのは、新型でタイヤクリアランスが最大37mmまで広がったからです。ORBEAは29〜35mm幅のタイヤを前提に空力を最適化したと説明していて、石畳や荒れた路面では40km/h走行時に6〜7Wを節約できるとしています。太いタイヤを低い空気圧で使えることが、速さと快適さの両方につながっている。
そしてもうひとつ。平坦専用ではありませんでした。登りでも素直に軽い。エアロロードとヒルクライムは相性が悪いと思われがちですが、この一台はどちらも楽しめます。
ご注文は、寸法を決めてから
ここが一番お伝えしたいところです。
cycleZでは、ご注文をいただくときに、フレームサイズだけでなく、ハンドル幅・ステム長・シートポストのオフセットまで、お客様と一緒に決めています。今回の一台も、そうやって仕様を決めました。
この4つは、カタログの数字とご自身の身長だけで選ぼうとすると、まず分かりません。体格や普段の乗り方をうかがって初めて「もう少し近いほうがいい」「ここは下げたい」が見えてきます。新型ORCA AEROはシートポストのオフセットが2種類あり、クランプの前後を入れ替えてさらに調整できる設計なので、決められる幅も広い。
サイズは47/49/51/53/55/57/60の7サイズ、適応身長は155〜207cmまで用意されています。身長で諦める必要はありません。
新型ORCA AEROの詳しいスペックと全モデルの価格は新型オルカエアロの解説記事に、ORBEAというブランドそのものはORBEAブランド紹介にまとめています。ご注文・仕様のご相談は店頭またはお電話(086-252-7744)でどうぞ。
数字だけでは決めきれない一台だゼーーット!!
cycleZ(サイクルゼット)
営業: 11:00〜19:00(水曜定休)
住所: 岡山市北区島田本町1-1-47
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