ロードバイクのオーバーホールについて
冬のこの時期になるとサイクリングが億劫になり外出を控えることも多くなる方もいらっしゃると思います。
そんな方は今のうちにオーバーホールを検討してみてはどうでしょうか!
オーバーホールとはパーツを取り外し、洗浄や破損がないか確認を行うメンテナンスのことです。車でいうと車検みたいなものですね!
秋のサイクリングを楽しみすぎてかなりの距離を走ったりすると、そろそろパーツを変えてあげないと動きが悪くなっていたりすることも。
前回、ワイヤー交換のブログでオーバーホールのお話しを少しさせてもらいましたが、全体点検としてチェックしなければいけないところはワイヤーやタイヤ以外にもあります。
今回はそちらをご紹介したいと思います。
オーバーホールで点検する箇所
<❶まずはチェーン>
「自転車のチェーンが劣化するのか」とお思いの方も多いと思います。
1回の通勤だけの使用でも、チェーンの擦れる回数というのは計り知れないです。
そのためタイヤやワイヤーと同じく、5000kmほど乗れば確実に伸びが出て綺麗に動作していないことがあります。
ワイヤーが切れて動かなくなったり、タイヤがパンクして使えなくなったりすることと違い、目に見える変化が少なく劣化に気づきにくいのでチェーンもしっかりチェックしてもらいましょう。
<❷ブレーキパッド>
リムブレーキの方も、ディスクブレーキの方も、ブレーキのパッドのチェックはお済みでしょうか?
ホイールのリムを挟んで止めるタイプの自転車はシューと呼ばれる部分がすり減っていくので、どこまで使えるか知らずに放置していると、いつの間にかホイールを破壊するまでになっているかもしれません。
基準としては溝が無くなるまでには交換しないと危ないです。
この溝は土台部分になり、ホイールを止めるための部分ではないからです。
ディスクブレーキの方はよ~く見ないと気付きにくいので大変です。
こちらにも土台とディスクローターを止める部分が存在して、気づいた時には土台部分のみでブレーキしていたなんてこともあります。
この隙間に入っていてこの部分が削れます。
<❸ディスクブレーキ>
ディスクブレーキの方はブレーキレバーが緩くなっていないでしょうか?
ハンドル側にレバーが接地するようになっていればもうだいぶ危ないです。
当店でもオイルの入れ替え、補充をさせていただきます。
そして各種ネジの緩みや全体的な点検もさせて頂きますので、気持ち新たに乗ることができますよ!
点検箇所によってはワイヤー交換と併せてバーテープも一緒に交換したりと、セットでメンテナンスした方が良い箇所もあるので、どこまでを交換するのかは予算と相談しながら決めていきましょう!
冬の間、サイクリングをお休みされる方は来春に向けて気持ちよく乗れるよう、今のうちのメンテナンスがおすすめです!
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