ソロロングライド時の注意点

ソロロングライド時の注意点
メンテナンスブログ

ソロロングライド時の注意点

ようやく寒い冬が明けて、暖かさを感じられるようになってきました!

ビンディングを導入したり、近場を走ってみたり、だいぶ慣れてくるとどこまで走れるかロングライドに挑戦したくなりませんか?

まだ知らない土地を自分の足で回るのもロードバイクやクロスバイクの醍醐味です。

今回はそんなロングライドを出来る限り快適で安全にするべく、事前準備や心がけを挙げていくゼーーーット!!

皆さんが様々な場所を楽しく巡るきっかけになれば嬉しいです。

 

ソロロングライドで気をつけること

<パンク修理は事前に習得を>

1人で対処出来るようになっておく必要があるトラブル。

それは、パンク修理です。

トラブルを回避するために事前に自転車整備をしてしたとしても、パンクは起きてしまうもの。

そのため、パンク修理はYouTubeを参考に習得しておいて頂きたいです。

来店頂ければ、対面でも修理方法をお教えします!


それ以外は事前のメンテナンスで防げることでしょう。自転車屋へ持ち込めばなお安心です!

この他に出先でハンドルズレなどが起きてしまった時用に携帯工具も持っておく良いでしょう。

 

出発前夜の食事と睡眠にも気を配ろう

<出発前日の夕ご飯は>

自転車のエンジンは人間なので、体調を整えておく必要があります。

長い距離を走るとなると体力的な問題もあるので、まず前日の段階から食事も気にしておきましょう。

脂っこいものばかり食べていると消化により内臓に負担をかけ、走りづらくなってしまいます。

晩ご飯に揚げ物などを食べるのは少し控えておくのも有効です。

 

<睡眠で翌日の活力を養う>

そして重要な睡眠。

ロングライドであればスタートは朝早くになるでしょう。

夜更かしにならないよう注意しましょう。

寝不足により疲れた体は足を攣りやすくなるなど、不調に直結することも多くあります。

 

<出発当日の朝ごはんにも気を遣う>

よく寝たら次は朝ごはん!

朝のスタートでは腹持ちの良いものを食べておくと良いので、朝ごはんにはおにぎりなどを食べてることをおススメします。

消化吸収が良く、胃腸に負担をかけない食べ物を順に例を出すと【白米、おにぎりなど→お餅、大福など→ウィダーインゼリーなどのゼリーや水分】という順番に吸収のしやすさが変わってきます。

スタートからウィダーインゼリーなどのゼリーなどを食べてしまうと、まだ疲れておらずエネルギーも求めていない体が、無駄にエネルギーを吸収してしまいます。

これではもったいないので、スタート前の段階ではおにぎりなどを食べておくと、消化にある程度時間がかかりお腹の満足感も持続します。

疲れてきた時に消化に悪いものを食べると、内臓にトドメをさすことになってしまいますので注意してください。


また皆さんはよく、サイクリングとパンの食べ歩きを組み合わせることがあるかもしれません。

パンも小麦のすり潰しなので、疲れてきた時の消化吸収にそれほど負荷をかけないため理に適っています!

固形物であればクッキーもおススメです。

固形物で満腹感を得られるクッキー

 

<補給食と輪行バッグの準備も忘れずに>

補給食にジェルや粉状の水に溶けるものなどを用意しておくと良いでしょう。

水に溶かして飲むスポーツドリンク

山奥で1人力尽きたら大変ですから万が一のことも考えて。

コンビニで買えるものだと羊羹はエネルギーの吸収効率が良いので補給食にもってこいです!

吸収の早いエネルギー羊羹


腹持ちと吸収の早さをバランス良く考えて補給していくことをおススメします。


補給食やジェルなどを飲んでお腹がチャポチャポになりだしたら、消化吸収が出来ないほど内臓が消耗している合図なので、ロングライドのやめ時かもしれません。

そうなった時でも家に帰れるように、輪行バッグの準備も必要です。

電車に手荷物で乗せられて便利ですし、お金もそこまでかかりません。

緊急手段でタクシーもありますが、お金もかかり、タクシーが自転車の積載に対応してるかも確認しなければならないので少し大変です。

いざという時の緊急手段も考えておくとスマートです。

 

ロングライドでの心構え


長い距離を走る時の心構え。

エネルギー出力を出来るだけ一定に。そして頑張らない。

長い距離を走り切るためには最初から頑張るわけにはいきません。

むしろ喋りながら走り続けられるペースがちょうど良いです。

喋りが出来ないレベルの強度では、後半で保てなくなると思います。

 

<ペースよりもエネルギー出力を一定に保つ>

そして速度の維持ではなく、走るための出力をずっと一定に保つことが重要です。

走っていると必ず様々な勾配があるので速度を一定にして維持しようとすると、出力するパワーはブレブレになってしまいます。

出力を一定にするために変速機も使いこなしましょう。

 

<小まめに短い休憩を取る>

休憩するタイミングを2時間に1回など決めておく。

そして出来るだけ長く留まらないことです。

休憩の時間を長く取れば取るほど、体が冷えて動き出せなくなってしまいます。

長い休憩を取りたいのは山々ですが、食事以外の休憩は短時間で済ませるようにしてみてください。

 

日頃からの意識で快適なロングライドを


多くの注意点を挙げていきましたが、これらを参考に快適なサイクリングを心掛けてみてください。

普段からもちょっと意識しておくだけで気持ち良くサイクリングすることが出来ると思います。

花粉症の方にはつらい時期かもしれませんが、桜も咲く良い季節なのでぜひ色んなところにサイクリングに行ってみてください!

 

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